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アスペな占い師

私が占い師として相談を受ける態度は決して「察しが良い」と言えるようなものではないと思います。多くの相談者は自分の説明がなかなか私に伝わらなくてイライラしているかもしれません。

「なんだ、この察しの悪い占い師は!」

例えば、「人間関係に悩んでるんです」と相談すれば、その先は言わずとも「こうすればよくなりますよ」とすぐにアドバイスしてくれるのが察しの良い占い師ということになるでしょう。多くの人はそのようなことを期待して占い師のところに行くわけです。占いとは「黙って座ればピタリと当たる」というものだと思ってるわけです。確かにそういう一面もあるので否定はしません。

占い師は普通の人とは違う特殊な能力があって、人の心も簡単に読めてしまうというのが世間の認識でしょうか?

とはいえ、占い師でなくても普通の人ならすべてを説明せずとも言いたいことはだいたい理解できるものです。彼女が「寂しいの」と言えば、「今夜は一緒に過ごそうね」と優しい彼氏は言ってくれるでしょう。ほとんどの人たちはそんな風に直感的に相手のことを察することで円滑な日常生活を送っているわけです。

ところが、「寂しいの」と言っても、「ああ寂しいのか」と思うだけで、それ以上のことを考えられない人もいます。その言葉の裏にある「一緒にいてほしい」という気持ちが理解できないのです。単純に性格や人格の問題である場合もあるでしょうが、そういう人の中には「アスペルガー症候群(アスペ)」と呼ばれる脳の障害として診断される場合もあるようです。私もこの障害についてはつい最近知ったばかりです。

私自身はいわゆるアスペの自覚はありませんが、もしかしたら「この占い師はアスペなのか」と疑いを抱く相談者もいるかもしれません。少なくともそう思われても仕方のない態度をとっていることは事実です。

ここから先は占いのお仕事における「ネタばらし」になってしまうのであまり書きたくはないのですが、オカルト(秘密主義)めいたやり方も好きではないので、きちんと説明しておきたいと思います。

私は相談者の気持ちを察していないわけではありません。むしろ言いたいことは最初から分かっているのです。相談内容のだいたいの全体像も最初からつかんでいます。長年占い師として多くの人の相談に乗ってきた経験があればたいていのことは察しが付くものです。その点では素人以上の能力を有しているのは間違いありません。

ただ、人の悩みは人それぞれで、いくら経験上察しが付くとはいえ、聞いてみなければわからないこともあります。この点は経験豊富な占い師ほど犯しやすい過ちだと思うのですが、過去に受けた他人の相談内容と似ているというだけで決めつけてしまい、話を聞かずとも「わかったつもり」になってしまうことがあります。それでうまく話を合わせられるときもあるでしょうが、よくよく話を聞いてみると思っていたこととは全く違っていたなんてことはよくあります。

「わかったつもり」は大きな勘違いを招くもとであり、大変危険なことなのです。薬屋が患者に毒を盛るようなことになりかねません。

相談者の悩みを真剣に受け止め、適切な処置を行うためには、最初から「わかったつもり」の先入観を持って話を進めるのではなく、逆に「何もわからない」というていで、頭の中を真っ白にしてから話を聞くべきなのです。

0 愚者

「わかったつもり」のいかにも察しの良い占い師は、相談者の話を聞くことすらしないかもしれません。話さなくてもわかっている(つもりな)のですから聞く必要がないのです。そういう占い師と話をしていると不思議と話が合うので楽しくてしょうがないでしょう。その場しのぎの会話を楽しみたいだけならそれでも良いかもしれません。一時的に気分がすっきりすれば良いと思う人もいるでしょう。占いもしょせんは遊びの一種ですからね。

しかし、占いにおいては、まず相談者の話を「聞くこと」が何より重要だと私は思っています。コールド・リーディングのような騙しテクニックだと思われようとも、徹底的に話を聞きます。そして、すべてを理解したうえで初めてタロットカードをめくるのです。それがその相談者にとって本当に意味のある占いになるのです。

また、占い師が徹底して聞く態度を示し、相談者自身にすべてを語ってもらうことで、相談者は自ら問題を整理することができます。悩みの大半は自分が何を悩んでいるのかすらもわからずモヤモヤとしていることだったりしますが、話しながら問題を整理しているうちに悩みはほとんど解決してしまったりします。占い師が押しつけがましいことを言う必要もありません。

悩み相談のメインはそこにあると言っても過言ではありません。それくらい、相談者自身が「話すこと」、そして占い師が「聞くこと」は重要なのです。その後の占いは気持ちを納得させるためのおまけのようなものにすぎないと言ってもいいくらいです。

こういうネタばらしをすると、「なんだ本当は最初から分かってるのか、だったら何も言わずに占ってくれよ」とか思われそうですが、だから書きたくなかったんですよね。でも、これが私の誠意だと思ってもらえれば幸いです。

アポロという占い師は適当に話を合わせるようなことはしません。ちょっと意地悪だと思われるくらいしつこく話を聞きます。察しが悪い占い師を演じてはおりますが、アスペだからとかそういうわけではなく、相談者のことを真剣に考えているからこその態度ですので、どうかご理解いただければと思います。

「めんどくさい」と感じて占いの途中で帰ってしまう人もたまにいますが、少し我慢してお付き合いいただければ、最後には納得のゆく占い結果をお伝えできると思います。気の短い方に無理強いは致しませんが……。

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テーマ : 占いカウンセリング
ジャンル : 心と身体

tag : 占い師 アスペルガー症候群

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